今までにあまり見たことないタイプの柄アパートを見つけた。
鉄枠と、小石と土粘土で描かれた模様。星座の模様かな?素朴な美しさ。
低層のアパートだが、年月を感じさせる風情。






この柄アパートには、顔が人間身体が鳥の絵が描かれている。
ギリシャ神話に出てくるハルピュイアだろうか?
思えば、柄アパートには、星座やギリシャ神話の神らしきものが描かれている物もあるけれど、無神論•世俗主義のソ連がギリシャ神話の絵を、、、??
歴史に疎いので、この辺りの関わりも今後調べていきたいと思う。

そして外側の壁面だけじゃ無いんです。
窓枠の柄や幾何学模様も芸術的。


















こういうお家に出会う為に日々タシケントの街を歩き回ってる。
ここに住んで約一年だけど飽きない。感性に触れるものが多すぎて毎日ドキドキしてる。トルコに住んでいた時もそうだった。
でもきっと、日本にもあったはずなんだよね。
慣れてしまっていたんだと思う。
帰国したら日本の日常の中にもドキドキするものが見つけられるかな。
しかし現在のタシケントは日本のバブル期を彷彿とさせる建設ラッシュ。
機能的でモダンで無機質なマンションの後ろで消えゆく旧ソ連柄アパート。


5年後、これらの柄アパートはタシケントに残っているだろうか…。






お分かりいただけるだろうか。写真の道を挟んで右は旧ソ連柄アパート。左は現在建設進行中のモダンなマンション。
数年したら、同じようなデザインの真っ白な壁のマンションが向かい合うだろう。

