《読了》
「13歳からのアート思考」
著者:末永幸歩
もう何度もブログなどにも書いているけど、私は娘達を育てるにあたって、一貫したテーマを持っている。
「想像と創造」。家庭の育児にテーマとか必要?と、問われた事もあるけど、私は元々育児とか家事とか向いていない人間だから、テーマを持たせる事で「ゴール」に向かって物事を進める方が間違わなくて済むと思ったのです。
だから、長女が産まれてすぐに「最終的にどういう人間になって欲しいか」を真剣に考えました。
それは「私がどういう人間になりたいか」にも通じるんだけど、私が出した答えは「自分の意見や考えをしっかりと持った人間」であり、突き詰めると「常識や正解に囚われずに自分の好奇心と想像力と見方で世界をみつめて、ゼロから何かを生み出せる人間」に育てようと決めました。
そのテーマで育児をするにあたり、「材料」として小さい頃から工作や絵を楽しんだり、既製品の玩具はなるべく買わずに、遊びを「考える」事から母娘で取り組んだりしていたけど、「アーティストになってほしい」とは特に言った覚えも望んでいたわけでもなく。
ただ、結果として娘たちは2人ともそっち方面に進みたいらしい😅
それはそれで応援するし、娘たちがやりたい事をやればいいのだけど。
私がこの育児テーマで、何よりも子供たちに身につけて欲しかったのは
絵や工作の「技術」ではなく「クリエイティブ脳」でした。
娘たちには「アーティストにはなれなくてもアーティストな考え方が出来る人間になってね」と、言ってきました。
その私の想いや考え方が、そのまま本になってる!!
と、物凄く感動!!
私の育児テーマはあながち間違いではなかったと、自信を持たせてくれました✨
ありがとうございます😭😭
そうそう!私が言いたかった事はこれ!
「花職人」ではなく、「探究と好奇心の根」を伸ばし、自分で花を咲かせられる子になってほしい✨
私が長年の育児で伝えたかった事
やりたかった事が
凄いわかりやすくまとまっていたし、私自身上手く娘たちに伝えられていなかった事が、「まさにこれ!」といったように文章になっていて、
2回繰り替えして読んでしまった。
ここ数年で一番お勧め出来る本です。
アートに興味がない人にも是非読んでほしい。
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