ウズベキスタンへ飛んじゃった

2019年8月に旦那様の仕事の都合でウズベキスタンへお引越し。タシケント在住。英語もロシア語もウズベク語も喋れないけど、魅力いっぱいのこの国で毎日楽しく暮らしています。

2020年04月

この日の宿はアラル海の目の前のユルタ。
砂漠の中だから勿論ネットも繋がらないし、ユルタの中には小さな電球がひとつだけ。
しかしそれも夕飯後には消えてしまいます。
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トイレも穴だし、シャワーもお湯が出ないから無理。
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しかも、コロナのせいなのか元々なのか、私たちが貸し切り状態。
孤独感。
自分が2020年に生きている事を忘れられます。
こんなに現在の生活と切り離された空間で一晩過ごすのは私も娘たちも初めての体験でした。

ユルタの中は薪ストーブがあり、とても温かい。
早速、ここに住んでいる猫がユルタの中に入ってきて、堂々と居座り始めました(笑)
元々猫を飼いたいと言ってたタシエは大喜び。
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ワンちゃんも居ますが、猫と違って思慮深い。「中の方があったかいから入っておいで」と言っても、遠慮して入ってこない。こっちも可愛い😍
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ユルタの中に民族衣装があったので、乙嫁語りごっこwww
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夜、トイレに行くためにユルタの外に出ると、キーンと響くような冷たさと静けさ。空には満天の星。
なんか、涙がでそうなくらいの美しい孤独感。

砂漠だから風が強いのか、夜は風の音と犬が吠える声であまり眠れず。
浅い眠りのなか、朝方、薪ストーブが消えて寒さで目が醒めました。
薪を入れて火をおこしてもらい、ユルタがあったまるまで外を散歩。

異世界感がすごい。
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寒さに震えながら朝日が昇るのを待つ。
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ユルタがあったまると、また猫ちゃんが遊びに来ました。
香慧の布団に潜り込む猫ちゃん。
猫の温もりを感じて目覚めるタシエ。
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貴重な宿泊体験でした。

タシケントの様々なエリアで、Stay Homeしている市民のためにエンターテインメントなプログラムが組まれているらしい。
歌ってるのは…歌手?軍服みたいの着てるけど、まさか警察官とかじゃないよね?🤣

そして今日(週明け?)から面積500平方メートル以上のマーケットや銀行支店やクリーニングや商業施設や自動車系サービス施設の営業が再開します。

少しずつでも日常が戻ってくるのは嬉しい。
でも感染拡大は怖い💦

 

とにかく広かったバルサケルメス。

バルサケルメスのあとは再び三時間、舗装されていない道を走る。とにかくすごい道。


揺れるし跳ねる🤣 
車酔いしやすいタシエが何度かダウンし、休憩。

そして、そんな香慧そっちのけで、車から降りるとすぐに昆虫見つける昆虫眼が、我ながらすごい(笑)

 
 
トイレとかも勿論無いし、ひたすら砂漠の平面で隠れる場所もないから、車の後ろで用を足す🤣そういうのが大丈夫な人向けの旅行です(笑)

野生のプレイリードックがいました。

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途中、昔は魚の工場があり、今も漁師さんの漁場である場所へ。水鳥が飛び立つ音が恐ろしいと感じるほど大きい。
人懐っこくすぐにお腹を見せる犬と猫がいました。
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三度目の休憩ではラクダに会えました。
※むやみやたらに動物や虫を触るんじゃない。と、大人なのに怒られる私www
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何もかもが私の想像を超える景色。

 

3月15日の頃。
世界ではコロナが猛威を奮いつつあり、春休みに予定していた国外旅行をキャンセルし、国外旅行に転換。
ウズベキスタンではコロナ発症者はまだいなかったため、空港でもマスクをしている人はほとんどいませんでした。

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タシケントから国際線でヌクスへ。
今回はアラル海へのツアーを事前に申し込んでいたので、ドライバーさんが迎えに来てくれていました。
ツアーといってもメンバーは私たちだけで、ガイドはなく、車だけ。
完全オーダーメイドのツアーなので気楽です。
ヌクスから車で3時間。途中の道は綿花や麦の畑の他はひたすらに地平線が広がる砂漠。地面が雪のように白いから、なんで白いのかとドライバーさんに聞いたら、塩なんですって!!へー。

バルサケルメスという湖へ。湖といっても水はなく、一面の塩!何これ⁈すごい!違う惑星に来たみたい。
ここ、お勧めです。車は湖の近くには入れず、崖?の上までだからそこから歩かなきゃいけないけど、なだらかな崖だから歩けます。でも日差しを遮るものが何もないうえい塩が日光を反射し、かなりの紫外線なので、夏は無理。今がベストシーズンかも。あとは秋かな。

世界には想像を超える景色がある。だから旅は面白い。
ここも旦那様がいないと来れなかった✨感謝✨
空の青と塩。見渡す限り。
天国のようであり、地獄のようでもあり、無の世界でもある。そんな景色。
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「世界の果てに来たみたい。人類が消滅した後の世界っていっても信じられるくらいの景色だね」
ってことで、夫婦で
“世界の果てで愛し合う2人”ごっこ(笑)
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バルサケルメスには何故かバッタの死骸が沢山。
死骸というより塩漬け。
何故こんな所にバッタ??
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亀もいました。
何を食べて生きているんだろう、、、?
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再び崖の上に戻ると、ドライバーさんがピクニックの準備をしてくれていました。
なんて素敵!
メニューは、ジャガイモと鶏肉のトマト煮とピラフ。
景色の良い中で食べるランチは格別に美味しかったです!
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春休み1日目。
ウズベキスタンのご家庭で、コクサムサ(ウズベク語ではジェロニサムサ)の作り方を習いました✨ 

中庭素敵ー💕豪邸!そして大家族!!兄嫁さんに、叔母さんに、従兄弟に…と、色々紹介されたけど、把握しきれなかった🤣みんなご近所に住んでいるんですって。

 子供たちも広い庭に大喜び。
娘たちはこの中では年上のお姉ちゃんなので、小さい子たちと一緒に遊んであげていました。が、精神年齢は同レベルなので、娘たちも楽しいみたい、
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サムサの窯があるのがすごい!月に二回はこうやって家族が集まり、庭で食事をするんだとか。素敵!
初めて作るサムサ。
中に入る野菜も、ほうれん草とジャガイモと玉ねぎの他は、
マトルという黄色のネギみたいなもの
ニャルパスという、ミントみたいな紫色の葉
ジャージャーという、一見ルッコラみたいな葉
などなど、日本では馴染みのない野菜ばかりで興味津々✨
モシフルダというスープの作り方も教えていただき、とても勉強になりました!!
スマラクという、ウズベキスタンでナウルーズという正月みたいな日に食べる小麦を煮詰めたジャムみたいなものがあるのですが、作るのに手間がかかるため、今は工場で作っていて家庭で手作りのものを食べるのは珍しいそうです。
でも、ここのは手作りでした!
優しい甘さ。
なんて貴重な体験!!
素晴らしく楽しかった✨
娘たちも文化を知る良い機会になりました。
春休みの初日から、思い出深い体験をしました!

こちらがモシュフルダというスープのメイン食材のモシュ。
まず、ザルの上で石ころや出来の悪いモシュがないかを調べ、取り除く。
その後洗う。
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モシュフルダの作り方は、
玉葱、黄色いカブ、人参、ジャガイモを細かく切る。
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まず玉葱を炒め、玉ねぎが黄色くなったら肉(牛肉か羊肉)を加え、さらに炒める。
肉に火が通ったらカブと人参とジャガイモを加えて炒める。
10分くらいしたらモシュを加えてさらに炒め、水を加えて煮立たせる。
モシュが柔らかくなったら米を加えて塩で味付けをすれば出来上がり。
このモシュフルダを飲めば3日間何も食べなくても大丈夫なくらい栄養があると言われているらしい。

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そして、美味しい!本当に味付けは塩だけ!?と何度も聞いてしまったほど深い優しい味。
お米が入っているので、たしかにこのスープだけで栄養も取れるしお腹も満たされる✨
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次はコクサムサ作り。
こちらが材料!すごい量の野菜。

この黄色いネギのようなものはマトル。マトルとはエンジンという意味らしい。
カロリーが高く、心臓に良いし、精もつくのでマトル(エンジン)。
春にだけ山でとれる野菜で、馬肉と同じくらいタンパク質もあるらしいです。
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こちらはミャルパス。
池の周りに自然に生えるそうです。こちらも春にだけとれる野菜で、ミントみたいな匂いがします、この匂いが精神を安定させるらしいです。小さい方が美味しく紫のものが美味しい葉らしいです。
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この一見ルッコラみたいなものがジャージャー。
温室でも作っている野菜らしいです。
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ここにあるものは全部身体によく、だから春には沢山の穀物を摂取することが大切なため、サムサにも入れるらしいです。

これらの野菜と、そのほかに玉葱とジャガイモをすべて細かく切り、塩をふってしばらく置いておき、水分が出てきたら絞ります。
そしてそれらを生地に包みます。
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生地が小麦粉1キロに、水を茶碗1杯、塩大さじ1、油(ラードのようなもの)を大さじ2くらい。
こねて20分休ませて伸ばして丸めて、冷蔵庫でねかせます。それを1口大に切り、のばして具を包みます。
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お母さんさすが!!
どんどん包んでいきます。

サムサは、釜で焼きます。
自宅に釜があるのがすごい。

釜は最初薪を入れて火を起こし、黒い煙がなくなるまで火を焚きます。
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釜の中が熱せられると、壁部分が白くなります。壁が熱くならないとサムサがくっつかないようです。
充分にあったまったところで薪を取り出して水を入れ、釜の中を蒸気で満たします。
そこで、サムサを釜の壁にくっつけていきます。

熱くないのかな?

サムサがくっついてしばらくすると、再び水をかけて5分くらい蒸し焼きにします。
最後に表面を焼くためにまた炭を入れます。
表面がカリッと良い色!!
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肉が少しも入っていないのに、なんだかとってもジューシー!!
幸せな食卓✨
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これがスマラクです。麦の芽をひたすら煮詰めて作ったもの。
物凄い手間暇かかるため、今では家庭で作ることは少ないのだとか。
でもこちらは手作りです!!
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ウズベキスタン料理は、美味しく興味が惹かれるものがいっぱい。
また色々と教わりたい!
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