この日の宿はアラル海の目の前のユルタ。
砂漠の中だから勿論ネットも繋がらないし、ユルタの中には小さな電球がひとつだけ。
しかしそれも夕飯後には消えてしまいます。






トイレも穴だし、シャワーもお湯が出ないから無理。


しかも、コロナのせいなのか元々なのか、私たちが貸し切り状態。
孤独感。
自分が2020年に生きている事を忘れられます。
こんなに現在の生活と切り離された空間で一晩過ごすのは私も娘たちも初めての体験でした。
ユルタの中は薪ストーブがあり、とても温かい。
早速、ここに住んでいる猫がユルタの中に入ってきて、堂々と居座り始めました(笑)
元々猫を飼いたいと言ってたタシエは大喜び。




ワンちゃんも居ますが、猫と違って思慮深い。「中の方があったかいから入っておいで」と言っても、遠慮して入ってこない。こっちも可愛い😍



ユルタの中に民族衣装があったので、乙嫁語りごっこwww

夜、トイレに行くためにユルタの外に出ると、キーンと響くような冷たさと静けさ。空には満天の星。
なんか、涙がでそうなくらいの美しい孤独感。
砂漠だから風が強いのか、夜は風の音と犬が吠える声であまり眠れず。
浅い眠りのなか、朝方、薪ストーブが消えて寒さで目が醒めました。
薪を入れて火をおこしてもらい、ユルタがあったまるまで外を散歩。
異世界感がすごい。



寒さに震えながら朝日が昇るのを待つ。

ユルタがあったまると、また猫ちゃんが遊びに来ました。
香慧の布団に潜り込む猫ちゃん。
猫の温もりを感じて目覚めるタシエ。

貴重な宿泊体験でした。
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