大ファンの満田晴穂先生の個展へ。
一つ一つの作品が、素晴らしかった!
虫の足の節々までに生命を感じるし、揚羽の口のストロー部分とか今にも伸びて蜜を吸いそう。とても手が出るお値段ではないけど、欲しい!
江戸時代中期の武具職人にその祖を持つ金工の技術、「自在置物」のほぼ唯一の継承者であられる満田先生が生み出す昆虫は、金属だけど生きているみたい。たぶん手に乗せたらずっしりした金属の重さがあるんだろうけど、蜻蛉の羽とか、息を吹きかけたら飛ぶんじゃないかと思うくらい繊細✨
張り付くように魅入っていたら、会場にいらした担当の方が「よろしければお写真をお撮りいただいて構いませんよ。」とおっしゃってくださり、SNSに載せるのも許可してくださいました✨
どの作品も素晴らしかったけど、私はゲジゲジと、オニヤンマとキアゲハが特に好きでした。




ところで、今日久しぶりに百貨店に行ったけど、私は百貨店の中で美術フロアが一番好き。
以前Twitterで百貨店美術画廊不要論のツイートを見たことあるけど、私は無くなって欲しくないな。
あのフロアだけ別の時間が流れてるような
自然とコソコソ話をしてしまう厳かな空気感が
とても好き。
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